長編

□ハハハ!!
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「名前さん!どこいってたのよ、あんたがいないせいで私が働くことになったじゃない!」

『あ〜はいはいすいません!!ってか美人が怒ると怖いって確かに本当だ・・・メモメモ・・』

「メモしなくていいわよ!」
怒りながら言うフロイラインは少しばかり楽しそうだった
そのころ吉野は・・・
「(確かに名前さんちゃんは裏社会でも有名って聞いたんだけどまさか政府までとは・・・)」


『吉野の百面相面白!!いいね!けっさーーーーっく』
吉野はまだ銃を突きつけられてるのにもかかわらず彼女はマイペースである



「で・・・名前さんがいくらいっても滝川吉野は渡さないわ!」

『あぁ〜そっか!でもねそろそろ役者が揃うよ?』
どこか危ない殺戮者の様な孤を口に
目はフードを被っているからわからないがたのしそうにしていることが分かる

「「役者?」」
と言った瞬間突風が二人を襲う


【ズカカカカカカカカ・・・・】
フロイラインは何者かによって蹴り飛ばされた
と言うより飛び蹴りされたのほうがしっくりくるが


「人の家の墓前でなにしてやがる?」
「あぁ?」

心地いいアルトの声が鼓膜を刺激する


名前さんは静かに
『さぁ!はじめよっか!』
と次は純粋に汚れを知らない子供のように微笑み術を唱えどこからともなく2mぐらいの巨大な鎌を作り出す
その姿は死神の様だった・・・
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