H×H 短編夢
□surprise!!
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純粋過ぎるだの鈍いだの言われている自分でも、様子がおかしいことぐらいわかる。
車や人が途切れることなく行き交う大通りを、買い物カゴを片手に歩く黒髪の少年が1人。
−おかしいおかしい、絶対おかしい!
ぐるぐるとゴンの頭の中は同じ言葉が回り続けていた。
いつもの太陽のような明るさ快活さはなりを潜め、その表情は珍しく不機嫌だ。
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