11/30の日記

22:34
男前じゃなくたって((二→)東西)
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原作設定
西谷視点



旭さんのことが好きだ
でも、あんまり人前でイチャイチャするのは好きじゃなかった
見せつけるみたいでイヤだった


アイツが目の前に現れるまでは

「あっずまっねさーん!」

また来た
伊達工の二口堅治

最近、旭さんのことがお気に入りらしく、何かと付きまとってくる

旭さんは優しいから、はっきりとした態度をとらない

あ、今、アイツが旭さんに触った

何で旭さんも笑ってるんだよ

そいつのことなんか、見ないでほしい…


なんか二人を見ていると、チクチクする
嫉妬なんて、らしくないとは自分でも思う
けど…


ガシッ

「に、西谷?」

「……」

何か言いたそうな二人を無視して、俺は旭さんを引っ張ってその場を離れた


「ど、どうしたの、西谷?
自分から腕組むなんて珍しいね」

「……」

俺は周りに見せつけるように、ずんずん歩く


「もしかして…嫉妬、した…?」


ピタッ


「…旭さんが悪いんす
旭さんが、ウジウジしてるから
あんなのに付きまとわれて」

違ウ、コンナコト言イタクナイ

「旭さんは俺なんかどうでもいいと思ってるんすか?
だから、あんな、あんな」

違ウ違ウ違ウ…!


「西谷」


ふっと旭さんの匂いに包まれた
旭さんの腕が俺をギュッと抱き締める

「ゴメン、俺が情けないから、西谷にこんな思いさせちゃった」

「ちが、俺は…!」

「俺も、もっと強くなるよ
だから、西谷ももっと俺に甘えてくれていいんだよ?」

旭さんのちょっと困ったような笑顔

ああ、やっぱり俺は、この人が好きだ


「すいません」

「うん、俺もごめん」


手を繋いだ

見せつける訳でもなく、自然に

旭さんと幸せを共有しているみたいで、嬉しい

俺たちはどちらからともなく目を合わせ、笑った



後書き
久々のハイキュー!!です

二口くんをもうちょっと出したかったんですけど…
早々に退散してしまいましたねww

でも、あんまり男前じゃないノヤっさんとちょっと男前な東峰さんが書けたので幸せですw

二口くんには、絶対もう一回出てもらいます
頑張ってもらいます
ご期待くださいww


最後まで読んでくださり、ありがとうございました

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