イナGO短編集
□ずっと前から
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…霧野が隣にいる。
気付いたらこれだけのことで俺は幸せを感じるようになっていた。
いや、初めからそうだったのかもしれない。
一緒にサッカーをして、それだけで楽しくて、だからずっと続けてきた。
でも今は違う。
それだけじゃ満足できないんだ。
俺の口から言葉が漏れる。
「霧野、お前が好きだ。」
「神童…。」
霧野は初めは驚いた顔をしていたが、すぐに微笑んでこう言った。
「俺もだ。」
俺は嬉しかった。
「サッカーやろうぜ!」
こう言ってグランドに飛び出す。霧野と一緒に…。
――END――
もぅこんなのしか書けなくてホントに申しわけないです。