イナGO短編集

□ゴキブリ騒動
1ページ/1ページ

とある日の午後

「うわっ!! ゴキブリ」

と霧野が叫んだ。

それをきっかけに平穏な部室に稲妻が走る。

「え、ゴキブリ?! やだ! どこ? どこですか?」

と騒ぎ出す狩屋。

「わ〜こっち来た」

と走り回る天馬。

「おいこっち来んな!!」

と向かってくる天馬に向けて怒鳴っている倉間。

神童が

「殺虫剤持ってくるから安心して落ち着け」

というが、みんなゴキブリから夢中で逃げ回っていて、誰も聞いてない。

剣城は、その様子を壁にもたれながら冷ややかに眺めていた。

その時、部室中に響くような大きな音がなった。

―パァン―

その音に全員振り返る。

「ゴキブリぐらいで怖がるなんて先輩方も情けないですね」

といいながら手にくっついているつぶれたゴキブリを見せびらかす信助。

信助にだけは言われたくなかった…。

きっと誰もがそう思っただろう。

「サッカーやリましょう」

と天馬が言って雰囲気を変える。

「そうぜよ!」

と錦が乗って、みんなその後に続く。

そして誰も居なくなった部室に神童が殺虫剤を抱えて入る。

「みんな!殺虫剤持ってk…」

誰も居ませんでした。

――END――


あれ?落ちがない?!今回はもしゴキブリが出たらみんなどうするかなぁとか思って。私の勝手な推測で書かせて頂きました。なので面白くなかったと思いますが、すみません。

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ