イナGO短編集
□雨降って地…
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〜おまけ〜(西園目線じゃなくなります。)
――帰り道――
「剣城〜!! 今日はお見舞い行くの?」
「ああ」
「一緒に行っていい?」
「お前、勉強しなくていいのか? ……来るなって言ってるわけじゃないけど」
「お、剣城がデレた^^」
「黙れ!!」
しばらくの沈黙の後、剣城が喋り始める。
「学校ではあんなキツイことばっかり言ったけど、本当に思ってる訳じゃないからな」
「……うん。俺、……ゴメン」
「次のテストはちゃんといい点とれよ」
「うん! 明日から頑張るね」
「今日からやれ」
「は〜い↴↴」
信号が赤になる。
「高校になってもこうして一緒にいられるといいけどな……」
剣城が呟く。
「うん? 何か言った?」
「いや、何でもない……」
信号が青になった。横断歩道を渡り始める直前に天馬が言う。
「剣城。大好きだよ^^」
「馬鹿……」
そして、2人は横断歩道を渡って病院へ向かう。
「あ!剣城、俺の事バカって言った!!やっぱり思ってるんだ」
「は? やっぱりお前は正真正銘の馬鹿だな」
「剣城の三流シード!! 巨峰ソフトクリーム!!」
「なんだと!!このチョココルネが!!」
心なしか夕焼けが綺麗にみえました。
「ところで、信助って何で教室に居たんだろうね。」
「さあ?」
――END――
例によってまたつまらないの書きました。
読んで下さった皆さん。本当に感謝です。