妊娠後期はアルバイトもやめ、羊水検査の結果のおかげで精神面でも安定し、ゆっくりした環境で過ごしていました。


予定日は17日でしたが、12日の朝の3時半ごろに陣痛がやってきました。病院に電話し旦那と娘と一緒に病院に向かいました。


娘はなぜか病室に入りたがらず、ドラえもんのぬいぐるみを抱きしめながらシクシク泣いていたので、少したってから来た義理母と一緒に帰って行きました。


しかし、陣痛ってなんであんなに痛いんだろう。病室で陣痛に苦しんでいる私を尻目にうたた寝している旦那に腹が立って、文句を言ってる最中に「プチんっ」。


音がしたと思った途端にお腹から下に向かってサーっと何かが出ました。


どうやら破水したらしく、確認のため検査室に移動。産道は一気に5ミリから9ミリに開いたようで分娩室の隣の部屋にまた移動。


助産師さんに「さすが経産婦さん。
陣痛の感覚も早くなってきている。早めの出産になりそうだね」と言われました。


7時半には分娩室に入り産婦人科の先生も2人到着。
陣痛が痛くて私は「まだ?まだ?まだ産めない?」。「まだ、もうちょっと待って」と助産師さんを困らせたり。


過呼吸気味になってきたところで、また何かが「プチん」と破れる音がした。
助産師さんに「プチンって聞こえた」と伝えると助産師さんが産道の開きを確認。(ちなみに一人目はプチンなんて音はしなかった)


「はーい。始めまーす。」とあわただしくなり助産師さんに「いまから産みますよー。頑張ってくださいねー。はい。チカラ入れてー。」


頑張っている私に医者や看護婦さんなど周りにいる人たちは「頑張れ!ほらもうちょっと」など応援してくれて、8時半にやっと赤ちゃんが誕生しました。


担当医がすぐさま赤ちゃんの指の本数を数え始め。「1、2、3、4、5。指も5本あるね!」と確認してました。


生まれた赤ちゃんは3000グラムの健康な女の赤ちゃんでした。

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