ミッチー夢-完結-
□選択の道
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『まじで!? じゃあ一緒に湘北いこーぜ!俺安西先生のもとでバスケがしてーんだ 』
そうだった…三井くんは湘北の監督を恩人と言って崇めているんだった
「私湘北だけは受験できないんだよ」
彼の返答を待たずに続けてみる
「うちのお父さん湘北の教師なんだよね…
なんか身内がいる学校は受験できないみたいで…
本当かどうかわかんないけどね」
そう言った瞬間三井くんはガックリと肩を落とし
あからさまに残念といった態度をとっていた姿を見て
ついほほえましく感じてしまった