ミッチー夢-完結-

□届かない想い
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そんな私と紳ちゃんをよそに
信長くんは湘北が気に入ったらしく
毎回のように試合に足を運んでいた


『まじあの10番おもしれぇっっ』


昼休みの会話も最近はそればっかり
挙句の果てには一緒に見に行こうといわれる始末


「私はいいよー
それにあんまり授業サボってると赤点になっちゃうよ?」


その言葉にたじろぐ信長くん


「スーパールーキーが赤点とって
試合にでれないなんてダメだよ?」


信長くんみたいなタイプの男の子の扱いは得意な私


「湘北の流川くんに負けないでね♪」


『ルカワ!?
あんなヤツに負けるわけねーっすよ!!

今年の海南は至上最強!!
なんったってこのスーパールーキー
清田信長がいるから!!!』


かーーっかっかっかっ!!!
と大声で笑い上機嫌な信長くん




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