ミッチー夢-完結-
□アイツ
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いつ息をしてるのかって位の勢いで
話をする土屋くん(仮)に呆気にとられていると
土屋くんの後ろから見慣れた顔
明らかにイラついてる
「三井くん!探したよー」
土屋くん(仮)をおしのけて駆け寄る私
『大栄か?』
『せや
大栄の土屋や
湘北の三井くんやろ?
ゆあちゃんのいる神奈川の事は全部チェック済みやんな
えらいやろ?』
三井くんをよそに私に話す土屋くん(確定)
『知り合い?』
「顔見知り…ていど」
『ゆあちゃん酷いわー
あんなに大好きゆうてるのにつれないわー
オレゆあちゃんにあうために頑張ってるんやで?
こういう時やなきゃ会えないやん?
遠距離恋愛やんな
会えない日々がお互いの気持ちを熱くさせるんや』