ミッチー夢-完結-
□3年生
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何でもない時間が凄く幸せだなって感じる
それはきっと一緒にいるのが三井くんだから
『ずっと一緒にいる為にも大学にはいかねーと
お前のお父さんにも散々迷惑かけたしな…
あわす顔がねー』
湘北の先生をやってる私のお父さんは
丁度三井くんが荒れてる時
三井くんのクラスの担任をしていた
私が三井くんと仲良かったのを知っていて
三井くんの学校での事を
私にあえて教えないでいてくれた
「お父さん三井くんの事関心してるよ
本当に変わったって
たまに部活も覗きに行ってるみたいだし」
『まじで!?』
「そりゃぁ大事な娘の彼氏だから
お父さんだって気になるでしょう?」
どちらからともなく笑いがこぼれる