White Life
□純潔の白い薔薇2
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階段を降りた先は、なんとも奇妙な空間のような廊下だった。
『…一体なんなのここ。まるで別世界みたい……
てかなんなのこの異常な数のマネキン首!!』
廊下の両端にはおびただしいマネキンの首が綺麗に並んでいた。
そして壁には真っ白い人間の絵画がいくつもあって…
まるでこっちをじっと見られてるような感覚を覚えた。
な…なんでこんなに視線を感じるの?
見たところこの廊下には私以外いないのに…
異常な視線に寒気を感じていると、横にあった扉から足音が聞こえた。