White Life
□純潔の白い薔薇4
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小さな部屋を見つけてしばらく休むことになった三人。
ギャリーは部屋の奥にイヴを寝かせ、来ていたコートをイヴに掛けた。
そんなギャリーの姿に思わずドキッ…とする。
G「?何よ?
あ、もしかしてアタシにときめいちゃったの?」
そんな私の視線に気づいたギャリーは微笑みながら言う。
『…べ、別に…』
図星を言われた私は赤くなってそっぽ向いた。
G「…まぁいいわ。アナタも休みなさい。いっぱい走って疲れたでしょ?」
『ギャリーもいっぱい走ったでしょ…』
G「アタシはまだ平気よ。男女の差ってやつね」
『……そう』