White Life
□純潔の白い薔薇7
1ページ/11ページ
大きく長い廊下を抜けると、絵画がたくさん飾られたフロアに出た。
入ってすぐの部屋は鍵がかかっていて入れなかったので、仕方なく他の部屋を探索することにした。
ガチャッ
G「あら?何かしらこの台座…」
部屋の中は七つの台座と壁にパレットが飾られていた。
【七つの色彩………七つの絵の具玉を集めよ
さすれば部屋は色づき、そなたの架け橋となるだろう】
G「絵の具玉…?そんなものどこにあるのかしら」
『あ、ねぇギャリー。足元に何か落ちてるよ』
G「え?あら…ホントだわ。何かしらこれ」
ギャリーの足元には黄色の小さな玉。
『もしかしてこれが絵の具玉なんじゃないかな?これを七つ集めると何かが起こるのかな』
G「…そうかもしれないわね」
ギャリーは黄色の絵の具玉を拾おうとすると、フッ…と絵の具玉は消えてしまった。
G「あら…消えちゃったわ」
『ギャリー、後ろの台座見て!』
後ろを見ると、先ほどの絵の具玉が台座の上に浮いていた。
G「なるほどね。触れると自然にこの台座に移動する仕組みなのね。
よし!集めてみましょうか」