主人と僕の旅路
□少女の命
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血とー狼の臭い。
あの人間の小娘がーいつも食料をとってくる方向…
人里が襲われたのか?
しかしこの殺生丸には関係のないこと…。
そうは思うものの、足が人里の方に向かっていた。
あの小娘の血の臭いをたどっていく。
なるほど、狼の臭いもする。
人喰い狼に殺られたか。
「ガウガウガウ」
目の前には四匹の狼と、既に死んでいるあの人間。
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