真実を映す鏡4

□元気を出して
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――――――

そして広大な土地に三人。

死神代行の私、死神の浦原さん、そして滅却師の石田雨竜くんだ。

どうしてこんなことになっているかというと私が雨竜くんを呼んだからなのだけど。

一人呼ぶとなって頭に浮かんだのが雨竜くんだった。

この前虚を倒したときに少し話したし。それに虚を倒す一族だって最初に会ったときに言っていたし。

とはいえ説得するのはかなり大変だったけれど。



―数分前―

私は雨竜くんの霊圧を辿る。雨竜くんは町から離れた森にいた。

「雨竜くん!」

「紫乃さん!?」

雨竜くんは弓を持って大きな岩に向きあっていた。

「実は一緒に修行に付き合ってほしいんだけど」

「修行ですか?」

「うん。浦原さんの鬼畜修行に付き合ってほしい…の、だけ、ど…」

思わず私は段々声を小さくしてしまう。

雨竜くんが浦原さんの名前を聞いた瞬間、一気に顔を暗くしたからだ。

「あの…雨竜くん?」

「あ、いえ。すみません。別に浦原さんがどうこうというわけではないのですが、滅却師は死神といろいろあったもので」
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