主人と僕の旅路
□闘鬼神
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その後は灰刃坊に刀を打たせた…。
「鈴、泣きそうでしたね。どうやら身寄りもなさそうですし。あの娘、何か複雑な事情があるのでは…?」
複雑な事情…か。
確かに鈴は誰かと離れることを極端に嫌っている。
それに奈落のあの言葉。敵…とはどういうことなのか。
他にも鈴はかすかながら妖怪の臭いがする。
「知らぬことばかり…か」
「殺生丸さま?」
「…。行くぞ邪見。犬夜叉の方だ」
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