主人と僕の旅路

□闘鬼神の使い手
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―殺生丸視点―

「灰刃坊がやられた」

「はっ?」と邪見が間抜けな声を出す。

―犬夜叉が倒したか―

「殺生丸さま、もうすぐですぞ」

「うるさい」

すぐ真下には犬夜叉と何人か人間がいる。
そして灰刃坊は死んだものの、闘鬼神に手がひっついたままだ。

「阿吽」

その言葉と同時に阿吽が口から雷撃を放つ。

灰刃坊の手は熱に耐えられず、溶けたようだ。

殺生丸は静かに地面に降り立つ。
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