主人と僕の旅路

□結界を斬る
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「!」

ふと奈落の動きが止まる。

―この臭い…―

「神楽行け!」と後ろにいる神楽に、奈落は指示を出す。

―犬夜叉か―

「来客か奈落…。その者は気の毒だな。せっかく尋ねてきたというのに…」

殺生丸は闘鬼神を降りおろす。

「生きたきさまに会うことはかなわん!」

ドガガと奈落の体が、分裂する。
その肉片が殺生丸の周りを取り込んだ。
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