主人と僕の旅路 3
□試される資格
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―邪見視点―
「鈴!!おい、鈴!!」
必死に呼びかけるも鈴は地面に横たわったまま、ピクリとも動かない。
殺生丸さまはというと、闘鬼神を下げじっと鈴を見ている。
一体、なにがおこったんじゃ…。
鈴に呼びかけている間にも、瘴気はグングンとこちらに来ている。
その時、犬夜叉がわしの前に立った。
「みんな奥に逃げろ。おれが瘴気を払う」
「どうした小僧…。わしを斬り…刀を強くするのではなかったのか…?」
「やかましい!おまえはあとまわしだ!」