主人と僕の旅路

□闘鬼神
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「行くぞ邪見。さっさと体をくっつけろ」

「…殺生丸さま…?あのう〜もしや…天生牙でわしの命を救ってくださったので…?」

ー馬鹿か、こいつはー

「私のほかに、こんなことのできる者がいるか」

邪見は何やら気持ち悪い目で、こちらを見ている。

「灰刃坊は刀を仕上げたのか?」

「そ、そうでした」と邪見がくっつけたばかりの体を動かす。

「灰刃坊は鬼の牙から剣を打ち起こしたと…。それが、あやつなにやら目つきがおかしくて…まるで…」
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