主人と僕の旅路
□回想
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そこでハッとして目が覚めた。
辺りは一面花畑。
嫌な夢をみたな…。
私は起き上がって伸びをする。
最近は土の上で寝ることになれてしまった。もちろん、お布団で寝れればそれが一番なんだけど…。
隣にいる阿吽も伸びをしている。
阿吽とは頭が2つある竜だ。もちろん妖怪…とは言っても、悪さなんかしないし主に忠節な妖怪だ。
「鈴」と突然声がする。
この妖気は…
「殺生丸さま!!」
私は殺生丸さまに向かって走り出す。
ちゃんと戻ってきてくれた!
「これ、騒ぐでないわ!」と邪見。
よかった…。戻ってきてくれた!
戻ってきてくれた!