〈書庫 妄想の塊1〉
□ねぇちょっと、私の扱い酷くない?
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ねぇちょっと、私の扱い酷くない?
とある女子中学校の体育の授業後。
A:「く、くさい…(´Д`)」
B:「そりゃそうだよ。揃いも揃ってみーんな別々の清汗剤つかってんだもん( ̄▽ ̄;)」
A:「ってか、煙いのか…。色んな匂いが混じってて、きぼち悪い」
B:「吐くなよ〜。というか、そういうアンタも同罪でしょうが」
A:「ふっふーんΨ(`∀´#) 私はウェットティッシュタイプの無香料だもーん」
B:「なるほど。クラス内の条約みたいなんで決められたら良いのにね。無香料のみ使用可ってさ。最悪、この香りのみ使って良い、とかさ」
A:「I hope that too. 」
B:「(;¬_¬)…。それ、わざわざ英語で言う必要あった?」
A:「いいや(*^¬^*)」
B:「だよね(笑)」
C:「なになにーっ!なに楽しそうに喋ってんの!?」
A:「ん? 清汗剤talk。」
C:「あぁ。匂いすごいよねー。私はいっつも人のおこぼれ貰ってるよ! 連続で貰うとあれだから、毎回人は代えてるけど(´∀`)」
A:「うん。それを堂々と言っちゃうCもCだよね(*^¬^*)」
B:「……(~ヘ~;) 今日は私があげよっか?」
C:「マジでっ! ありがとーッ。」
B:「はい」
C:「Bはスプレータイプなんだね。薬っぽいミントな香りがするー」
A:「あれ…なんでマスキングテープ貼ってるの?」
B:「間違えて使われないようにね」
A:「なるほど」
C:「こういうのって、顔に使えないのが不便だよね〜(-_-)゛ いっぱいくれてありがと。まんべんなく塗れました」
B:「どういたいまして」
A:「C行っちゃったね。…ってかさ、Bは普通にしーぶりーずじゃなかったけか?」
B:「そうだよ〜」
A:「( -_・)? じゃあ、今のは?」
B:「ただの虫除けスプレー」
A:「Σ( ̄ロ ̄lll)」
B:「いや、Cのヒモっぷりにイラッときてて…。仕返し的な?」
A:「……そっか。うん。気持ち的に清汗剤も虫除けも変わんないと思う(笑)」
その後のC。
C:「おはよーっ!A、B、 ねぇ聞いてよ!! 蚊に刺されるのはいつもなんだけど、昨日顔に3ヶ所も刺されたんだよ!! この鼻の頭に刺されてんのとか、超ダサイんだけどー」
B:「…それは災難だったね」
A:「み、耳なし芳一(^-^;」
B:「ちょっ!?」
C:「(´・ω・`)? なぁに?」
A・B:「ううん、なんでもない」
完