三國
□ツァオピーおはじき大作戦!!
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ここはとある城の薄暗いモニタールーム……。
諸葛亮「おや、珍しいお客様ですね…」
B-41と書かれたモニターにおはじき袋を手にした子桓くんの姿が…。
諸葛亮「できる限りのおもてなしをしなければなりません。姜維」
姜維「ハッ!!」
諸葛亮「作戦Wでいきます。用意を」
姜維「承知しました!!」
言うやいなや、姜維は何処かへと姿を消した。
諸葛亮「フフ…久しぶりに楽しめそうですね」
まさかそんなことになっているなどと知る由もない曹丕くんは、知り合いを探してウロウロしていました。
曹丕「もうこの際誰でもよい。誰でもよいから…ん?」
ヒュオオオォォォ…
曹丕「な、なんだこの異様な威圧感は!?」
曹丕くんの行く手には豪竜胆を携えた子龍くんが並々ならぬ気合いで立ちはだかっています。
趙雲「天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ、そして姜維が呼ぶ!!これより先には一歩として進ませはせん!!」
曹丕「えぇ!?え、ちょっ…」
趙雲「なるほど、多数の軍勢より単身の方が行動し易いと考えたか。だが笑止!!(クワッ)」
曹丕「いやちょっと待て!!人の話を聞け!!」
趙雲「主君と姜維をあずかっているこの地と、我が身命の置き場となったこの天の狭間は趙雲の武がまさに勇躍する処ぞ!!」
曹丕「Σ蒼天○路!?いやいや駄目だろそのネタは!!」
趙雲「やかましいわぁ―!!」
曹丕「ヒィ!!なんか来た――!!」
曹丕くんは丸腰です!!何とか攻撃をよけて凌いでいます!!
曹丕「駄目駄目駄目!!無理だからオイこら!!」
趙雲「いざ参る!!」
趙雲は真無双を発動!!流石に曹丕くんこれはよけきれなかった!!
趙雲「せいやぁぁ―!!」
曹丕「ぐぁっはぁ―!!(やられたときのあの声)」
趙雲「敵将、討ち取ったり!!」
趙雲はそう叫ぶと満足そうに去っていきました。曹丕くんはギリギリの状態で生きています。
曹丕「や、やっと行ったか…何なんだアイツは…」