SD原作沿い連載中
□05.【パーティー】
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─ここは─
─安心する─
─ずっと皆と居たい─
第05話【パーティー】
なんか頭痛い…
『39度か…学校休も。』
学校に連絡したし、一日寝よう。
『ふぁ〜何時だろ…え!?9時?寝すぎだ…』
気付けば夜の9時。
まだ熱は下がってないみたい。
もっと寝たら治るかな。
うん、寝よう…笑
♪〜♪〜♪〜♪
電話が鳴った。
神さんからだ。
『もしもし…』
「名無しちゃん?どうしたの?声が少し違うね。」
『今ちょっと熱があるんです…』
「大丈夫?」
『あ、大丈夫です…♪』
「今から看病しに行ってもいいかな?」
『え!?そんなの悪いです…』
「名無しちゃんは、俺に看病されるの嫌かな?」
『い、嫌じゃないです…でも神さんは海南だから、ここ遠いですよ…』
「大丈夫、住所教えてくれる?」
私は神さんに、住所を教えた。
あ、神さんは何の用事で電話してきたのかな?
─ピンポーン─
あ、多分神さんだ。
─ガチャ─
『!?大丈夫ですか?』
駅から走って
来てくれたのかな。
すごい汗…
「うん、大丈夫♪」
でも汗流さないと、風邪ひくし、とりあえず神さんにお風呂を貸した。
「ごめんね?お風呂借りちゃって。」
神さんがお風呂から上がって、部屋に入ってきた。
『いいですよ。』
「何かお礼しないと…名無しちゃん、ご飯ちゃんと食べた?」
『食べてないです…』
「よしっ!じゃあ、お粥作ってあげるね♪台所借りていい?」
『あ、はい。』
神さんに『いいです!』って断っても、笑顔で流されそうで、意味がない気がしたから作ってもらうことにした。笑
家で、私以外の人が料理するなんて、何年ぶりかな…
─ガチャ─
「名無しちゃん♪出来たよ、美味しいかどうかわかんないけど…」
『うわ〜!すっごい美味しそう!ありがとうございます♪』
「どういたしまして♪」