SD原作沿い連載中

□05.【パーティー】
1ページ/7ページ




─ここは─




─安心する─




─ずっと皆と居たい─




第05話【パーティー】




なんか頭痛い…




『39度か…学校休も。』




学校に連絡したし、一日寝よう。








『ふぁ〜何時だろ…え!?9時?寝すぎだ…』



気付けば夜の9時。



まだ熱は下がってないみたい。



もっと寝たら治るかな。
うん、寝よう…笑




♪〜♪〜♪〜♪




電話が鳴った。




神さんからだ。




『もしもし…』



「名無しちゃん?どうしたの?声が少し違うね。」



『今ちょっと熱があるんです…』



「大丈夫?」



『あ、大丈夫です…♪』



「今から看病しに行ってもいいかな?」



『え!?そんなの悪いです…』



「名無しちゃんは、俺に看病されるの嫌かな?」




『い、嫌じゃないです…でも神さんは海南だから、ここ遠いですよ…』




「大丈夫、住所教えてくれる?」






私は神さんに、住所を教えた。




あ、神さんは何の用事で電話してきたのかな?







─ピンポーン─


あ、多分神さんだ。




─ガチャ─




『!?大丈夫ですか?』




駅から走って
来てくれたのかな。


すごい汗…




「うん、大丈夫♪」






でも汗流さないと、風邪ひくし、とりあえず神さんにお風呂を貸した。








「ごめんね?お風呂借りちゃって。」




神さんがお風呂から上がって、部屋に入ってきた。




『いいですよ。』




「何かお礼しないと…名無しちゃん、ご飯ちゃんと食べた?」



『食べてないです…』



「よしっ!じゃあ、お粥作ってあげるね♪台所借りていい?」



『あ、はい。』




神さんに『いいです!』って断っても、笑顔で流されそうで、意味がない気がしたから作ってもらうことにした。笑




家で、私以外の人が料理するなんて、何年ぶりかな…




─ガチャ─




「名無しちゃん♪出来たよ、美味しいかどうかわかんないけど…」



『うわ〜!すっごい美味しそう!ありがとうございます♪』




「どういたしまして♪」
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ