SD原作沿い連載中

□07.【過去】
1ページ/5ページ




─恐いけど─



─1人でも─



─支えてくれる─



─人がいるから─



─頑張ろう─




第07話【過去】




─昼休み─




私は、名無しのいるクラスへ向かった。



『名無し、ちょっと話しあるから来て…。』




名無しは黙ったまま着いてきてくれた。




「なに?」



『私やっぱりマネージャー辞めない。』



「え?何言ってんの?マネージャー辞めないと昔あったことバスケ部の皆に話すよ?」



『うん、いいよ、今日は自分から言うから…。』




「……なんでよ!言ったら皆あんたのこと嫌いになるよ!?」



『そうかもね、でも…一人だけ、何があっても嫌わないって言ってくれた人がいるから、だから頑張ってみる。』




「もう知らない!」




『名無し!本当にごめんね、マネージャーは辞めれないけど、他に出来ることならするから。本当にごめん…』




「………もういいよ、あの人は戻って来ないんだから…じゃあね。」






名無し…



ごめんね。




大好きな人を




奪ってしまって…





あ、職員室に行こう。




─ガラ─





『失礼します。』






『あの、
安西先生、今日からまたマネージャーやらせて下さい!』




「ほっほっほっ、宜しくお願いしますね。」



『はい!』




よしっ、あとは部活が終わってから皆に話すだけだ。




あ、神さんと仙道さんにも一応伝えようかな?







━━━━━━━━━
今日部活終わって時
間があれば、湘北に
来て下さい。

  ─END─
━━━━━━━━━





神さんにも仙道さんにも送信完了。





─部活終了─





『あの、時間ある人は残ってもらえませんか?』





赤木「何かあるのか?」




『ちょっと話したいことがあるんです。』




桜木「なんだ?しょーがねぇな。」




宮城「花道、お前はどうせ暇なんだろ。」



桜木「リョーちん!この天才桜木が暇だと?」




流川「どあほう。」




桜木「流川!てめー!今なんつった!?」




流川「ふう…ど・あ・ほ・う。」




花道がぎゃーぎゃー言っていると体育館のドアが開いた。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ