禁断の扉

□紳士と詐欺師
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「……んぅ…、…ん。」
すっかりおとなしくなった相手の髪を撫で角度を変えて深く口付けた柳生。仁王もねだるように舌を絡ませ体を密着させていた。
「…っ…や…ぎゅ、…はよぅ…。」
体の間で擦られるもどかしい刺激に仁王は自ら自身へ手をのばし、熱っぽく潤んだ瞳で柳生を見つめる。
「はしたないですよ?、仁王くん。」
口ではそう嗜めるが乱れる相手の姿に満足そうに笑う柳生は濡れた花芯の窪みを容赦なく指先で押し広げながら鎖骨の上や胸元にいくつも口付けの跡を残した。
「ん……っあ!。」 
敏感な粘膜を強く刺激され仰け反るように体を震わせて仁王が反応する。
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