たそがれ
□リアルはあるの?
1ページ/3ページ
それは大聖堂の一件から少し経った頃のお話。
ア「ハセヲさんの後ろに現れたオーヴァンさんすごくホラーでしたよ、恐かったです〜。」
シ「そうだよね〜、ハセヲはいつも気付いてないけどいつも後ろに居るよね。」
2人「あの人ちゃんと生活してんの?あんな変な人間居るわけないですよ!」
ハ「……」
アウトドア引きこもりと電波がなに言ってんだか、とか思いつつ口に出せないのはヘタレの証。
シ「ねぇ、リアルについて聞いた事ある?」
いきなり言われ、我に帰ったハセヲは首を振る。
思えばこれが悲劇の始まり。
シ「じゃあ聞いてみてよ。」
そういったシラバスはハセヲに抱きついた。
「わ、おい離れろよ!」
ハセヲがパニックしてる最中、パンパンと小気味のいい音がした。
シラバスは見事撃たれアトリに治してもらう。
「じゃあちゃんと聞いておいてね。」
そう言って去った2人に首をかしげる。