たそがれ

□リアルはあるの?
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それは大聖堂の一件から少し経った頃のお話。


ア「ハセヲさんの後ろに現れたオーヴァンさんすごくホラーでしたよ、恐かったです〜。」

シ「そうだよね〜、ハセヲはいつも気付いてないけどいつも後ろに居るよね。」
2人「あの人ちゃんと生活してんの?あんな変な人間居るわけないですよ!」


ハ「……」

アウトドア引きこもりと電波がなに言ってんだか、とか思いつつ口に出せないのはヘタレの証。

シ「ねぇ、リアルについて聞いた事ある?」

いきなり言われ、我に帰ったハセヲは首を振る。


思えばこれが悲劇の始まり。

シ「じゃあ聞いてみてよ。」


そういったシラバスはハセヲに抱きついた。

「わ、おい離れろよ!」

ハセヲがパニックしてる最中、パンパンと小気味のいい音がした。


シラバスは見事撃たれアトリに治してもらう。


「じゃあちゃんと聞いておいてね。」


そう言って去った2人に首をかしげる。
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