逆門2
□チョコレートで7題。
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かざる。
男の人が女の人に服を送るのは、それを脱がしたい下心も含まれるんだって、何かで読んだことがあるけど…
それって。
逆も当てはまるのかしらぁ?
これだ、と云うものを包んで、何時ものお化粧道具に、携帯、あぁ、櫛も持っていかなきゃ。
必要だと思うものを小さく鞄に収めて、包みだけは手に持って、私は、家をでた。
「三志郎君、こんにちはぁ〜」
「ハルさん!いらっしゃい!不壊に用事??」
だったらごめんな、今、不壊出かけてるんだ。
そういって、申し訳無さそうな顔をした三志郎にハルはゆるく首を振って微笑んだ。
「今日はぁ、三志郎君に用事があってきたんだよぉ♪」
「へ?オレに??」
首を傾げている三志郎の頭の上には疑問符が大量に浮かんでいる。
そんな三志郎に笑いかけながら、ハルは手に持っていた小さ目の包みを差し出した。
「今日はバレンタインでしょう?だからね、プレゼント、だよぉ」
可愛らしく告げられた言葉に、三志郎は嬉しそうに笑って。
「サンキュー!ハルさん」
「うふふ、どういたしまして♪」
(でも三志郎は知らない。その中身が女物の可愛らしい服だと云う事を。ハルがそれで三志郎を飾り立てるのを目的にやって来たと言うことを。)
End.
□後書□
飾る=着飾る=ハルさんだっ!と、云うことで(どんな)このお題はお相手がすんなり決まりました。
ホントは飾り立てるとこまで行きたかったんですけどね。
なんたって泉さん、女装大好きですから!(落ち着けよ)
泉はなんだか良く分からない確信を持ってハルさんは腹黒だと思います(え)
それでは、少しでもお楽しみいただけましたら幸いですv
2008/02/26
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