PUROKENSHIW

□第91話
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ピンポーン。
自分の家のインターホンを押す沢村剛。


沢村「あれ?(…いや、帰る時間はメールで伝えた筈…)」




ガチャンッ!!


「兄ちゃんおっ帰りーっ!!」



沢村「どぅはぁ!?(゜Д゜;)」


ドアを開けていきなり沢村にタック…抱き付いてきたのは…セリフから分かる通り、沢村剛の弟と妹の2人。


?「お帰りお帰りお帰りー!!」


?「元気してた!?もう楽しみに待ってたよー!!」


沢村「ああそう…啓(ヒロム)に愛(アイ)、何で帰って早々イジメてくる訳?」


啓「いじめてないし!兄ちゃんが帰ってきて嬉しいだけだよ!」


愛「そうだよ!嬉しさの余り行き過ぎた愛情表現だよ!」


…あながち間違ってはいない。


「ちょっとちょっと、玄関先で何やってるのよ?」


インターホンが鳴った割にはなかなか家に上がって来ないからか、様子を見に来たお母さん登場。


「やーだちょっとあんた達中2なのに未だにお兄ちゃん子なの?」


啓「お兄ちゃん子じゃないし!遊び相手が帰ってきて嬉しいんだ!」


愛「そーだよ!プロ野球選手のお兄ちゃんが帰ってきて嬉しく無い訳無いじゃん!」


だがこの2人、お兄ちゃん子である。
子供っぽい沢村剛を大好きなのである…。
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