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□第4章
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1年目9月。いつの間にか…夏の終わり。



矢部「先輩達が地区予選決勝で負けるなんてビックリでやんす…」


夏の全国高等学校野球選手権大会、challenge高校は決勝戦まで進出した。ただし、1年生は誰もベンチ入りしていない。


坂城「やっぱ帝王実業高校は強いんだな…甲子園出場ならずか」


challenge高校は、決勝戦で帝王実業に敗れ去った。


塩山「悔しいなぁ…来年こそ僕達甲子園に行けるかな…?今年ここまで来たんなら、先輩達の後を継いで先輩達が成し遂げられなかったことを…やりたいなぁ〜…」


子川「さぁな…2年生の先輩達もいるしそこら辺は分かんないだろ。でも、行くんだったとしたら…やっぱ先輩達の力よりか、自分達の力で行きたい…かな」


矢部「そ、そうでやんすね!?こ、子川くんらしからぬ発言でやんすけどね!?」


めんどくさがりな子川が珍しい事を言ったからか矢部が驚く。


坂城「そうだなー自分の力で行きたがるめんどくさがりな奴なんていないだろうしな」


塩山「じゃあ今日から猛練習しなきゃだね〜!」


子川「(それはそれでめんどい…)
さて…早く学校行くか…」


1年目の夏は試合を観戦して、応援するだけで終わった。1つの代が終了し、新しい代の始まりである。
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