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□第6章
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秋期大会も過ぎて…季節は11月に差し掛かった。
子川「はぁ〜…なんかすっかり寒くなったな」
矢部「そうでやんすね。もう日が落ちるのも早くなる季節でやんすよね。でも11月でやんすよ!11月!」
「11月」を念押しする矢部。
子川「…11月って何かあったっけ?」
坂城「11月は文化祭あるんだってよ確か。10月にやる年もあれば11月にやる年もあるんだとよ」
塩山「部活ごとで色々やるみたいだよ〜。出店だったり出し物だったり〜。面白そうだね〜」
矢部「子川くん話聞いてなかったんでやんすか〜?」
坂城「当たり前だろ」
ダメな信頼ですね(─_─;)
矢部「しかし文化祭でやんすか〜…くくく…楽しみでやんすよぉ〜」
子・坂「(何だこの顔)」
悪巧み…とまでは言えないが、明らかに何か企んでそうな顔をしている矢部くんです…。
塩山「どうしたの?矢部くん何考えてるの〜?何か文化祭で企んでるの〜?」
矢部「別に何でもないでやんすよぉ〜。ただ稼ぎ時ってだけでやん…」
坂城「店で集めた資金は部活の予算だってさ」
…矢部がズッこける( ̄― ̄;)
子・坂「(分かりやすっ)」
矢部「チェッ……そんなぁでやんす。しょうがないでやんすね」