everyone

□第8章
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とある日の教室でのこと。




落徒「―――独り暮らし?」


子川「そうだけど?」


ある日の教室では家庭調査が始まっていた。


落徒「まさかまさかマンションで?」


矢部「落徒くん、何柿崎くんみたいなことをしてるんでやんすか?」


落徒「いやー、家庭調査よ家庭調査。クラスに1人か2人くらいは独り暮らしの奴はいるもんなんかね」


それはちょっと違うぞ落徒。ちなみに矢部に名前を出された柿崎は、情報収集が好きな奴である。



坂城「あー寒っ…しかし寒ィなぁ…早く暖かくならねェかな」


矢部「ま、2月でやんすから、寒いのは仕方がないでやんすね」


子川「2月かー…何かあったっけ?学年末?終業式?」


矢部「バレンタインでやんすね!」


坂城「ん?何かあそこでやってるな」


子川「あー、コンビニの前?」


坂城「そうそう」


即答した矢部をスルーした子川と坂城。


塩山「有田くんに湯田くんに台場くんに森盛くんに野丸くんに白石くんじゃんか〜」


コンビニの前に集まっていたchallenge高校野球部員達。


有田「(わざわざ全員言わなくてもいいだろ…塩山バカか)
…あ?お前ら何だよ、何してんだ?」


子川「それはこっちのセリフだ」


台場「俺達はコンビニ見てたんだよ。そう金ばっか使うわけにもいかねーからな」


坂城「は?見てるだけ?コンビニに欲しい物でもあったのか?」


白石「一応、俺はそうだよ。ていうか買ってきたし」


白石はコンビニのレジ袋を持っていた。


子川「…それ中身カップラーメン?(1人で食べる量ではないよな…買い溜め?)」


白石「もちろん。当たり前だろー」


当然のように答える白石琢巳。何が「当たり前」なのかは分からないがラーメン好きなのである。


塩山「他の皆は〜?何にも買ってないの〜?」


森盛「塩山くん物色だね…(・_・;)」


子川「(…興味津々だな)」


坂城「あー、そういや俺も買うもんあったし、入ろ」


と言って坂城はコンビニへと入る。


矢部「…オイラはいつまで無視なんでやんすか?」


最後までかな(ー_ー;)
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