3作小説短編集

□COMPLETE―未来の太陽
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―――何歳ですか?


甲土「えっと…大学卒業して…22?23?」


―――自分の年齢分からないんですね(笑)


甲土「い〜や!社会人になったら友達もスパッと縁切れちゃうから誕生日とか祝ってくれないし、書類書く時くらいしか年齢の話なんてしないんだぞ〜!」


―――むしろ、社会人になった方が書類仕事は多いと思うのですが…


甲土「え?そういうもんなの〜?BT工業で書類仕事はあんまりした事無いなぁ」


―――ダメ人間なんですね(笑)


甲土「断じて違います。大体、俺よりダメ人間な人はいっぱいBT工業にはいるんだぞ〜!」


―――年上ですか?年下ですか?


甲土「………知らない」


―――同じ会社の、同じ所属の、同じ部活の人の年齢すら気にしてないんですね…


甲土「うわぁ!遂に"かっこわらい"使わなくなった〜!もう俺開き直るぞ!大体俺らが一番下で他はBT工業内では目上の人に変わりないんだから年齢なんて気にする必要無いんだよ!」


―――出だしからバカ丸出しの甲土君。彼の学生時代は…変わらなさそうですね(汗)


甲土「そんな事無いし!ていうか"かっこ"系使うなよナレーションのくせに〜!」


※別にこのページに限ってはナレーションという訳ではない。
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