企画用
□「ガキは趣味じゃない」
2ページ/4ページ
勇気を出していったとき、
極寺さんは冷たくそう答えた。
その日の夜は、泣いて過ごした。
来年を待てばよかった?
中学生になってたら、
すきになってくれたかな。
一生懸命オシャレして、
勉強だってがんばってる。
料理もいっぱいできるようになったよ。
でも、これで最後。
諦めるなんてできなくて、
泣いて泣いて駄々をこねた。
お父さんもお母さんも
お姉ちゃんも困らせて。
だから、最後に一日だけ。
時間をもらったの。
→
次へ
←
前へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ