文章

□拍手御礼。
2ページ/11ページ



[issueさまからお借りしています。]



かなしくて。
くるしくて。

でも、そんな時に見上げた空は、
憎らしい程に美しかった。


いつもと変わらぬ、青空。


でも、私には眩しすぎて、
そっと、手を翳してみる。


――そういえば最近、
ゆっくりと空なんて眺めていなかった。

空って、こんなに綺麗だったんだ……。


自然に、笑みが零れた。

なんだか、ほんの少しだけ、
元気が出た、気がした。



それは祝福なのか慰めなのか、
空はとても青かった
-そんな空を見上げ、
私はさきへと進むことを決めた。-



次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ