05/27の日記

07:26
渇望
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闇夜の泣く声に誘われ
少女は目を開いた
荊の森に裸足で飛び出して
血が滲むのも忘れて踊りましょう

生と死が平行のこの世だから
せめて今の瞬間だけでも交わって
同じ存在だと主張させて

目を射るような光に導かれ
少年は混沌と共に歩く
自らの後ろに闇があるのも忘れて
只交わりたいと求めましょう

結局の所隣にしかいれない存在だから
届かないとわかっても手を伸ばさせて
儚い希望を感じさせて


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