脱色。

□ギャグチック・ハニー
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「ややっ!そこにいる貴方は不良少年で有名な黒崎一護君じゃあーりませんかー!?」

「……あ?」






ギャグチック・ハニー






「超血統書付きのスーパーヤンキー!ヤクザとヨロシクやってるだの麻薬を密輸してるだの電車に乗れば一両丸ごと占領するだの本屋に入ればエロ本を五時間立ち読みするだの黒い噂は数知れず!更には学校中の女という女全てにちょっかいをかけたという程女たらしな変態スケベ野郎!」

「最後のはお前が考えたろ!?」

「一度売られた喧嘩ならば例え女子供でも容赦なく斬り捨てるその姿はまるで落武し…じゃなかった、鬼武者だとか!」

「落武者って滅茶苦茶弱えじゃねえか」

「えへへ☆」

「それにな、女子供に手ェ出した覚えはねえよ」



「成程。お年頃の男性には手を出すと」

「その誤解を招く言い方はやめろッ!!
…で?何の用だ?」

「ちょっと困ったことがあってさ。協力して!」

「嫌だ」

「うわー、困ってる人を見捨てるんだー」

「ああ、俺はそういう男なんだよ」

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