ソエについて…。




ソエは競走馬の脚元の疾患に関して最も一般的なもので、用語の説明から。ソエというのは、管骨 骨膜炎の通称で、競走馬のほとんどが一度は経験するであろう疾患です。成長期の若駒は、骨が完全に発育する前に強い調教を行うと膝と球節を結ぶ骨に、痛みを伴う炎症を起こす。



管骨がわからない人はコチラ*モ
馬体の名称
 


  21番の 管 のところにある骨=管骨に起こる炎症です。

  これは疲労骨折の一種で、横から注意深く見ると、管骨が前面に腫れているのが確認出来る。






  確かにボコッと腫れてます。






  調教でソエが出るのはスピードがある証しだと、よって赤飯を炊いてお祝いをしたとか…。

近頃はその調教設備&環境がよくなり、新馬戦まではソエを腫らして出走する馬は少ない。



  1度、実戦を経験することにより、ソエが出る馬が多くなる。ただ、新馬戦でソエが出ている馬はキツイ調教をしてきた。とも受け取れる。


  なかなか判断が難しいみたいです。


  問題は、ソエが出てからもレースを使い続け、一定の大きさ以上に管骨が腫れてしまうと、古馬になっても腫れは大きく残り、競争能力に影響が出るのはいうまでもない。よって芝のレース、それもパンパンの良馬場で行われる日は、ソエの馬は割り引きたい。


  逆に言えば雨の日やダートのレースなんかはあまり影響がないという風にもとれるんですが…


  最初はなかなか解らないっと思うけど慣れが肝心。それに少しは動体視力も必要。【爆】


  時間があればパドックの最前列に陣取って、よく観察して観ては如何でしょう。競馬の心得

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