ソエ編に引き続きですが、今回はソエを治療に関して…。
まず、ソエ(管骨骨膜炎)の焼絡治療。黒い脚なら白の、白い脚なら茶色の治療痕が管骨の前面に2縦列で、規則正しく並んでいます。
両前ソエ焼き
[画像]
片側ソエ焼き
[画像]
ハッキリ痕が付いていま〜す。
治療痕の色が濃く見えれば治療してから間がなく、薄ければ日数が経過していると考えられる。
ただし、ソエ焼きの馬だから消しと短絡的に判断するのではなく、パドックの歩様や、返し馬の脚さばき等で馬が痛がっていないかチェックすることが大事です。
そこは返し馬を見て判断しなければなりませんね。
返し馬でもチョロチョロ走っていたり、痛がってる素振りを見せていれば消して問題なしです。
ソエの治療痕が見られる馬は、芝よりもダート、
パンパンの良馬場よりも雨が降ってクッションが良くなった馬場状態の時は、その痛みが
軽減し能力通りに走ることもあります。
スピードが出るほど脚に負担がかりますからね。