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□SLM
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「なぁなぁ、今日だったよな? 顔合わせ♪♪どんなコたちかな★彡」
茶髪に金色の瞳を輝かせながら佐神和貴はいう。
「つえーのかな?」
赤髪に同じく赤黒い瞳をギラギラさせながら言うのは赤坂準。
「相変らず血の気が多いですね、準君。美しいレディでしたら怪我をさせてはいけませんよ?」
銀の美しい長髪を優雅に風になびかせながら銀の瞳で柔らかに微笑む高藤裕也。
和「そーだゼ。いきなり襲い掛かんなよ? まぁ、可愛いかったらオレが別の意味で襲う(笑)」
準「てめーらキモいんだよ(汗)。大体、男に決まってるって」
裕「いえ、きっと美しいレディです」
準「何で女だって分かるんだよ、裕也は」
裕「女性に関する事なら何だって分かります。全ての女性とは魂で結びついているのですから」
「……“破壊の天使”に“戦場の舞姫”。どう考えたって女だろう。―――“美しい”かはともかく」
瀬川龍二が冷静に言う。