◆死人花の障子◆

【み】 3件

【水磔 (みずはりつけ)】
切支丹拷殺法。
囚人を磔柱に逆さに釘づけ、海中に放置する刑。
満潮になると、囚人の顔は水に浸かり、呼吸が出来なくなる。干潮になり水面から現われた顔は無残に腫れ上がった凄まじいものだという。


【見せ槍 (みせやり)】
斬罪以上の重刑者に科せれた刑。
罪人は柱に磔にされ、処刑人二名が磔柱の左右に立つ。
処刑人は左右交互に罪人の横腹を槍で二〇〜三〇回突き上げた後、とどめとして喉を貫く。


【蓑踊り (みのおどり)】
切支丹拷殺法。
囚人に頭から蓑を着せ、頭上から油を大量にかける。
火をつけると、蓑は激しく燃え、火達磨になった囚人は熱さにのたうつ。その様子が乱舞しているように見えることから蓑踊りと名付けられた。



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