★ 無 双 パ ラ レ ル 部 屋 ★

□べいびーぱにっく!!
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それはある日突然の出来事でした。










べいびーぱにっく!!!










いつもと変わらぬ朝。

陸遜は横になっていた寝台から身体を起こした。

傍らには昨晩、閨を共にした孫策がいまだ眠りに着いている。

今日は共に休息日なので時間を気にせず横になっていられるのは嬉しい。

翌日が休みだからといって少々羽目をはずした感はあるのだが。

いつもより鈍痛がひどい事といまだ下半身に何か挟まっているような感じを除けばいつもと変わらぬように思えた。

「ん〜・・・・・・・・そろそろ起きるかな」

陸遜は少し寝ぼけ眼でしばらく座っていたが、寝台から立ち上がる為に上掛けを剥いだ。







「・・・・・・・・・・・・・はい?」







薄暗い閨の中では見えなかったが、寝台の上からかけられた薄い幕をずらし光を少し入れてみると、自分の下半身が血だらけになっている事に気が付いた。

いくら戦場で見慣れているとは言ってもここは城内の、しかも孫策の寝室である。

昨晩血が出るまで事を致した訳でもない。

陸遜自身、動いても引きつったような痛みはしない。

あまりの凄惨な血の跡に、少しめまいがした陸遜だった。

そのとき、掛布がたごまっている辺りがもぞりと動いた。

「・・・・・・・・・・・・??」

疑問に思った陸遜は、ごくりと喉を鳴らしながら血の濃いい色をしているその部分の掛布を剥ぎ取ってみた。

「!!!!!!!!!!!」

そこにはどう見ても生まれたばかりの赤子がおぎゃあおぎゃあと小さい声で鳴いていた。







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