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□小話集
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WoLとフリオニールが話していると、離れている場所で
バッツ達を見ていたスコールが近づいてくるのが分かった。
 
「フリオニール」
 
聞こえてきた声に、珍しいなと、思いながら後ろに振り返った
フリオニールの視界の先にはいつも通りの無表情な、だが、
少し心配している様なスコールがいた。
 
「? どうしたんだ、スコール?」
 
「項の傷に使うといい」
 
そう言うと、腰のフサフサからなにやらチューブ状の物を
フリオニールに差し出してきた。
 
何が何やらと思いつつ、貸してくれるならありがたく
貸してもらおう、タダだし! と、フリオニールが礼を言いながら掴むと、
それを確認したスコールは元居た場所へ戻っていった。
 
残されたフリオニールは未だにキョトンと首を傾げているが、
後ろに居るWoLには理由が解ったようだった。
 
いつも見ない様な、してやったり的な笑みを浮かべている。
 
WoLは後ろを向いたままのフリオニールの項を指でスッと撫でる。
 
「ひっ! …な、なにを…!」
 
いきなり撫でられたフリオニールは、頬を少し赤くさせて
項を押さえながらWoLの方へと振り返る。
 
近づいてきていたWoLの口元が、フリオニールの耳元で止まった。
 
「項に昨日の名残が残っている」
 
流し目に、口の端を少し上げて言うWoLに、その意味に気がついた、
そして当事者以外に気づかれた事に、フリオニールは
ほんのり赤かった頬を完全に真っ赤に染めた。
 
それを見たWoLはさらに笑みを深めたのだった。
 
 


 
とりあえず、スコール。ごめん
( ´-`)←
 
首筋に噛みつくのってロマンだよなぁとか思ってたら出来た(笑)
 
ジェクト相手だとよくあるパターンなので、WoL兄さんにしてみましたv
(*´∀`)
 
あれか、破廉恥小説の読みすぎか、はたまたこの熱帯夜だからか(笑)
 
全部!といわれても否定はしない←←
 
お粗末様でした。
 
 
2010.07.23 完成。
2010.07.27 UP!
 
 
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