D Q IV

□酔い
2ページ/3ページ



後編


部屋割りは2人部屋が5部屋取れたのでマーニャ・アリーナ、ミネア・ロザリー、クリフト・ブライ、ライアン・トルネコ、アレク・ピサロとなっていた。

アレクはピサロと同室なので、隣のベッドに横たえられる。

連れてこられる最中に眠ってしまったのか、なすがままになっていた。

ピサロはアレクを寝かし付けると、自分のベッドに戻ろうとした。

だが、服の裾をひっぱる感覚に気付き、視線を向けると、アレクがギュッと握り締めていた。

コレでは動けないので、なんとかはずそうとするものの、きつく握っているせいか外れない。

仕方がないのでアレクのベッドに潜り込んだ。

するとアレクは人肌に反応してか、ピサロの胸元に擦り寄ってきた。

それを抱き寄せると、ピサロは目を閉じた。






「こういうのも悪くはないな…」







− 終わり −

あとがきへ→
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ