D Q IV
□酔い
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後編
部屋割りは2人部屋が5部屋取れたのでマーニャ・アリーナ、ミネア・ロザリー、クリフト・ブライ、ライアン・トルネコ、アレク・ピサロとなっていた。
アレクはピサロと同室なので、隣のベッドに横たえられる。
連れてこられる最中に眠ってしまったのか、なすがままになっていた。
ピサロはアレクを寝かし付けると、自分のベッドに戻ろうとした。
だが、服の裾をひっぱる感覚に気付き、視線を向けると、アレクがギュッと握り締めていた。
コレでは動けないので、なんとかはずそうとするものの、きつく握っているせいか外れない。
仕方がないのでアレクのベッドに潜り込んだ。
するとアレクは人肌に反応してか、ピサロの胸元に擦り寄ってきた。
それを抱き寄せると、ピサロは目を閉じた。
「こういうのも悪くはないな…」
− 終わり −
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