CP小説
□魔法大作戦☆
1ページ/8ページ
日本最北端、豪雪地帯の農村部。
「お侍さんが攻めてきたべー!」
「どうするだが?このままだと、おら達の畑がぁ〜…」
「大丈夫だ!おらがついてる!!みんな、おらに任せてけろ!!」
「「「いつきちゃ〜〜ん(萌)」」」
そうこれは弱者である農民の愛と萌の奮闘記録である。
魔法大作戦☆
〜幸村からの熱い愛に政宗はこたえられるのか!?〜
時は戦国時代。
全国統一を果たすため、武士は日々戦に明け暮れていた。
その犠牲は彼らだけではない。
農民をも巻きこむ。
田を耕し、命を育むことしかしていない農民を。
「おら達、何もしてないのに。」
それでも戦に巻きこまれる。
戦乱の世だから。
そんな中、「絶対、大丈夫だよ」を合い言葉に一人の少女が立ち上がった。
少女の名はいつき。
雪国で育ったためか、色は白くガリガリの体。
しかし、細い腕には仲間や田畑を守るために天から授かった【サルタヒコ】ともうひとつ、
【魔法大作戦】と呼ばれる武器を授かった。
これは、ピンチの時のみ使えるいつきの最大武器。
使って見なければ何が起こるか分からない諸刃の剣でもある。
そして今日もいつきは戦うのであった。
.