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□エピローグはプロローグ
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〜エピローグはプロローグ〜
相手を『倒す』には
いかなる場合にも対応出来る備えと覚悟と策略
これらが必要だ。
更に欲を言うなら
絶対的に倒せるチャンスをモノにしなければならない。
自分よりも脅威的な力を持つ強者の隙をつくことは
弱者から見れば当然だが、
酷く難しいことである。
隙が出来るのは極稀で、
てだれなれば尚のこと。
しかし、人ならば必ず隙が出来る。
『獲物』を襲う瞬間だ。
いくらリスクが高かったとしても
私にはやらなくてはいけなかったことだ。
たとえ、全てを失う結果になったとしても。
これは『義務』ではない。
『使命』だ。
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