うつ病について
□何が原因か?
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「気の持ちようだ」と言う人もいますが、決してそうではありません。
ストレスなどで、脳内の神経伝達物質の働きが悪くなるからです。
セロトニンやノルアドレナリンなどの脳内の神経伝達物質の減少で、うつ病が引き起こされると考えられてます。
これらはは脳の中で、意欲や活力などを伝える働きをしています。
このセロトニンやノルアドレナリンの働きが悪くなると、憂うつ感などを引き起こしてうつ病の症状が現れるようになります。
うつ病の原因は一つではなく、様々な要因が重なって起こると考えられています。
@ストレス
うつ病の主な原因とされています。
職場・家庭などの生活環境におけるストレス
友人や近親者の死
離婚や別居
失業・退職
また、昇進・引っ越し・結婚・出産など、一見喜ばしい出来事からもうつ病になる場合があります。
Aその人が持っている感受性
すべてがそうとは言えませんが、次のような性格の人はうつ病になりやすいと言われています。
まじめ
几帳面
正義感が強い
正直
責任感・義務感が強い
趣味に乏しい
人情深く、いつも他人に気を配る
相手の気持ちに敏感
Bからだの病気
うつ病を伴いやすいからだの病気は次のようなものがあります。
脳腫瘍・脳血管障害
てんかん
パーキンソン病
糖尿病
甲状腺機能の低下症
慢性関節リウマチ
全身性エリテマトーデスなどの膠原病
がん
インフルエンザ・肝炎などのウイルス感染症 など…。