『栗鼠』
□初めて感じた心〜new comer to love〜
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頭では分かってた。
いや、分かった振りしてただてなんだ。
自分の弱さを隠す為に意地で大人振ってただけなんだ。
人の暖さに触れて得たもの。その全てを無くした瞬間(とき)に感じた気持ち。誓った決意。
そんなの全てデタラメで弱い私の悪ふざけ。本やドラマでよく言うやつ。悲劇のヒロインの主人公…完璧に演じきりたかったのかな。きっと。
もう誰も傷つけたくない。傷つきたくない。
すごくすごく苦しいんだから。
コレガお決まりのセリフかな。
どうしようもないくらい弱い自分。
知ってるけど知らない振り。
だから変わるけど変わらない。変わらなかった。
でも、あなたの優しさに触れて今までと違う温かさ感じて…
真直ぐで何の迷いもない気持ち感じて…
私の分岐点は今なんじゃないのかなって思った。
どうしようもなく弱い私にチャンスを与えてくれたのは、初めて感じたあなたの優しさだったんです。
正直認めたくないけどさ。
end