『栗鼠』

□貴方。
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「ありがとう。」って一番に言いたくて走った帰り道



貴方は喜んでくれるだろうか



そんな不確かな望みを背負いながら



走って 歩いて また走って



笑顔をカバンに詰め込みながら



ちょっと休みなよって言葉を掴みそこねて



無理しないでって言葉を見つけそこねて



一人じゃないからって言葉をどこかへ置いてきた



幾千もの星を見上げて願い事



忘れてきた想い(もの)を探したい

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